be動詞で困っている人向け
be動詞は「つなぐ」言葉のことです。「~です、~あります」のように訳していると英語が出来るようになりません。
be動詞の基本
- 主語によってbe動詞は"am"、"are"、"is"になる!
- 否定はbe動詞の後にnot!
- 疑問文はbe動詞を主語の前に出す!
まずは例文を見てみましょう。
例文
- I am Yumi.「私はユミです。」(主語が I)
- You are not Ken.「あなたはケンではありません。」(否定文)
- He is a boy.「彼は男の子です。」(主語が He)
- Are you from Japan?「あなたは日本出身ですか?」(疑問文)
be動詞を使うときは、「主語+be動詞+ものや状態を表す言葉」の形が基本になります。"I am Yumi"ならば、主語が”I"、be動詞が"am"、ものや状態を表す言葉が"Yumi"です。
be動詞は主語によって使い分けます。主語が"I"なら"am"、主語が単数(He、She、itなど)なら"is"、主語が複数(You、We、Theyなど)なら"are"を使います。
be動詞を使って「~ではありません」と言いたい時は、be動詞の後に"not"をくっつけます。その他は変わらずに、これで否定の意味を表すことができます。
また、「~ですか?」という疑問文を作りたいときは、be動詞を主語の前に持ってきます。他の語順は変わりません。このとき、be動詞を大文字にするのを忘れないようにしてください、
ココがポイント
be動詞の語順、主語によるbe動詞の変化、否定文や疑問文の作り方などに注意!
be動詞の意味
・be動詞の意味は「=(イコール)」
例文
- I am Ken. 「私はケンです。」
- You are hungry.「あなたはお腹が空いています。」
- He is my best friend.「彼は私の親友です。」
上の例文は、「~です」という意味を当てはめても十分に訳せますね。ここでは、今回のポイントである、「be動詞の意味は=(イコール)」という考え方を使って読んでみましょう。be動詞(am, are, is)をすべて「=」に置き換えてみると、次のようになります。
- I = Ken.「私=ケン」
- You = hungry.「あなた=お腹が空いている」
- He = my best friend.「彼=私の親友」
「私=ケン」のように、分かりやすくイメージができますね。では、次の例文はどうでしょうか。
例文
- I am from China.「私は中国出身です。」
- The festival is on Sunday.「そのお祭りは日曜日にあります。」
- He is at home.「彼は家にいます。」
このような英文だと、訳すのに困ってしまう人が出てきてしまいます。これは、be動詞を「~です」という風に覚えているのが原因です。「~です」という意味を使って上の例文を訳そうとすると、"from"や"on"、"at"をどう訳せばいいのか迷いますよね。このような時に、「be動詞の意味は=(イコール)」ということを思い出します。
- I = from China.「私=中国から(来た)」
- The festival = on Sunday.「そのお祭り=日曜日に(ある)」
- He = at home.「彼=家に(いる)」
このように、「=」の意味を使って考えれば、()内の日本語訳が自然と出てくるはずです。「私=中国から」という風に見ると、「私は中国から来た」という訳がパッと思いつきますね。
ココがポイント
be動詞は「=」を使って考える