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スラッシュリーディング講座その1

Keito

データアナリスト / 経営学修士 趣味はプログラミング、Nintendo Switch、カラオケです。

自由なメモ

スラッシュリーディングの基本を簡単な例題で学びます。

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例題

(問)適切な位置でスラッシュを入れ、和訳せよ。

I took a trip to Tokyo two years ago. I ate sushi chirashizushi, and much Japanese food there.

Emi and Paul also enjoyed them with me.

スラッシュリーディングの基本

英文の構成は、「主語+述語+対象語+説明語」の形になっています。今紹介した、対象語や説明語などの言葉は全く覚える必要はありませんが、“英語の感覚”を身につけなければ、長文をスラスラ読むことはできません。

この感覚というのは、「主語+述語+何か」ごとに、英文をスラッシュで区切って読む癖のことです。例文で見てみましょう。

また、スラッシュリーディングをする際に一番大事なのは、「綺麗に訳さない」ことです。英語は前から言葉を並べていき、後から説明を追加する言語なので日本語とは全く違います。よって、英文を前から読むために、「主語→述語→何か」の語順で訳していきます。

例:I looked at the lion.

(私は→見た→そのライオンを)

練習の際にはこのように訳をしていきましょう。

ココがポイント

「主語+述語+何か」でスラッシュを入れ、和訳の際には前から訳す(練習のため)

例題の解説

解答

I took a trip / to Tokyo / two years ago. / I ate sushi, chirashizushi, and much Japanese food /there. / Emi and Paul also enjoyed them / with me. / I hope to visit Tokyo / again!

「私は2年前、東京へ旅行に行きました。私は寿司やちらし寿司、多くの日本食を東京で食べました。エミとポールもそれらの料理を私と一緒に楽しみました。もう一度東京に訪れたいです!」

・I took a trip.

(私は→旅行をした)

I→主語、took→述語、a trip→何か、なので、I took a tripで一度スラッシュを入れましょう。残りのin Tokyoはひとまとまりの意味と考え、in Tokyoのあとにスラッシュを入れます。two years agoも同様にひとまとまりと考え、スラッシュを後ろに入れます。

また、基本的にピリオドではスラッシュを入れるのを忘れないように。

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以下は同じ作業の繰り返しです。

・I ate sushi, chirashizushi, and much Japanese food there.

(私は→食べた→寿司、ちらし寿司、そしてたくさんの日本食を→そこで)

I→主語、ate→述語、sushi, chirashizushi, and much Japanese food→何か、を抑えてスラッシュを入れます。なぜ、sushiだけではなくJapanese foodまで含めるのか、と疑問を持たれた方が多いと思います。これは、「何か」の部分が”and”で繋がっているからです。

I ate(私は→食べた)→「何を?」という発想をすると、「何を」の部分に当たるのは、sushiだけではなく、chirashizushiとmuch Japanese foodも入ってきますよね。となると、食べたもののまとまりとしては、sushi chirashizushi, and much Japanese foodでひとまとまりとして捉えるべきです。

よって、Japanese foodの後ろまでで「主語+述語+何か」と捉え、スラッシュを入れます。残りのthereは1語でスラッシュを入れましょう。

 

・Emi and Paul also enjoyed them with me.

(エミとポールも→楽しんだ→それらを=料理を)

Emi and Paul→主語、also enjoyed→述語、them→何かで一旦スラッシュを入れ、残りのwith meでもう一度スラッシュを入れます。

 

・I hope to visit Tokyo again!

(私は→訪れたい→東京を→もう一度!)

I→主語、hope to visit→述語、Tokyo→何かで一度スラッシュを入れ、again!は単体でスラッシュを入れます。ここで問題になるのが、hope to visitのさばき方です。今までは「動詞」ごとに「述語」と捉えていました。つまり、eatやlook、studyなどの一語で「述語」だったので良かったのです。試しにそれと同じことをやってみましょう。

I→主語、hope→望む、と取っていくと、to visit Tokyoのさばき方に少し困りませんか?

もちろんto visit Tokyo「東京を訪れること」でひとまとまりとして捉えられる人は良いのですが、初心者の方は不定詞などが出てくると、それだけで混乱すると思います。

ですから、受験英語REACHでは「動詞+不定詞」→「述語」とします。つまり、”hope to visit”で「述語」としようという訳です。

説明がよく分からない人は、不定詞が出てきたら、不定詞ごと述語と取る! と覚えてください。

ここまででスラッシュリーディング講座その1を終わります。その2からは徐々に英文の難易度を上げ、難しい文でもスラッシュで区切れるようにしましょう。その2から先は随時追加予定です。

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