ページのまとめ
複数形の作り方は、「発音」に注目すれば簡単に覚えられます。
「リンゴ」や「川」、「男子」など、物の名前や人のことを表す言葉を、「名詞」と言います。そして、英語には数えられる名詞と数えられない名詞があります(詳しくは別ページで扱います)。このうちの数えられる名詞を使って複数のものを表したいときは、「複数形」を使います。
複数形の作り方(教科書)
- 基本は名詞の後に「s」をつける
- 語尾が "s"、"sh"、"ch"、"x"、"o"などで終わる名詞には「es」をつける
- "子音字+y"で終わる名詞には"y"を"i"に変えて「es」をつける
無理です。覚えられません。
これを覚えるのは嫌だね。今のは教科書に書いてある内容で、ここからが本番!
複数形の作り方(簡単)
- 基本は名詞の後に「s」をつける
- 語尾に「s」をつけて発音しづらい名詞には「es」をつける
- "リー"、"イー"、"ティー"などのイ段を伸ばす音で終わる名詞には「es」をつける
試しに、"bus"に複数形の"s"をつけた、"buss"を発音してみようか。
えーと……「バスズ」? 言いづらくて仕方ないや。
"bus(バス)"は元々語尾が"s"の音で終わっているね。このように、"s"をつけて発音しづらい単語には"es"をつけるのが基本の考え方だよ。
"y"を"i"に変えて"es"をつけるっていうのもよく分からないんだけど。
これだけは覚えてしまってもいいかもしれない。子音字(=a、i、u、e、o 以外の文字:k や t など)+ y の時には"y"を"i"に変えて"es"をつけるんだ。
でも、ちょっと覚えづらいなぁ。
そうだよね。じゃあ、最後が"子音字+ y"で終わる名詞をいくつかあげてみて?
うーん、"city"とか"family"とか"story"かなぁ……
それをすべて日本語読みしてみよう。
「シティー」、「ファミリー」、「ストーリー」……あ! 最後が全部伸ばす音だね!
その通り! "子音字+ y"で終わる単語は、最後がイ段の伸ばす音になっているんだ!
語尾がイ段の伸ばす音で終わる名詞はほとんどが"子音字+ y"になっています。このような発音をする名詞は、"y"を"i"に変えて"es"をつけます。
ココがポイント
"s"をつけて発音しづらい名詞 ⇛ "es"をつける
語尾がイ段の伸ばす音で終わる名詞 ⇛ "y"を"i"に変えて"es"をつける