バイトをして何が得られますか?
お金ですよね。
中には経験を得られるという人もいると思います。しかし、ほとんどの場合、将来の仕事にアルバイトの出の経験が活かされることはないと感じます。
大学時代は、将来役に立つことを学ぶ期間にした方が良いと思うのです。遊ぶお金も必要になった時は単発のバイトを入れれば良いし、定期的にアルバイトをする意味はないと思います。
時給1000円で働いている大学生、あなたの1時間には1000円の価値しかないのですか? そんなことないですよね。1時間あれば、1コマ分の講義の復習ができ、FXなら数万円増やすことも可能、筋トレなら十分な時間、このブログなら1記事書ける、など、1時間あれば何でもできます。
時給で働いている人は、お金を時間で買っていることに気づきましょう。世の中には、1時間で数千万円稼ぐ人や、1時間で数十人ナンパする人、1時間で有益な勉強をする人、はたまた1時間を無駄に過ごす人がいます。
あなた次第で1時間は無限の価値を生み出します。ですから、時給1000円を稼ぐために貴重な時間を無駄にして欲しくないのです。
お金が必要なら単発バイトでいい
明日デートがある、大きな旅行に行く、などお金が必要になれば単発のバイトを入れれば良いです。私が言っているのは、定期的なバイトが無駄だということで、一時的にお金が必要になれば単発バイトは致し方ないです。
定期的なバイトは非効率です。毎週同じ時間にシフトを入れるため、予定を組みづらくなりますし、休みの日でも出勤の要請をされることがあります。また、働ける時間は短めなため、月4,5万稼げれば良い方です。
対して単発バイトは、1日に10時間働けるものもあり、1日中バイトに専念することで大きな収益を上げられます。お金が必要になったら、単発バイトを3,4個入れればすぐに3,4万稼げます。
つまり、毎週少しずつ働くのではなく、働くときは一気に働いた方が稼げるということです。
まず、バイト先の人達をよく観察して下さい。その人たちはレベルが高いですか?
まるで何でもこなせる超一流のサラリーマンのようだ、というならバイト先での経験には非常に価値があります。しかし、現実にはそんな人いませんよね?
大学生が勤めるバイト先は、飲食店、カラオケ、塾、家庭教師、スーパーなどが多いと思います。これらの会社にいる社員は、外資系企業に勤める人、優秀な実業家、一流企業に勤める人ではないです。
そして、その方たちが教えてくれることは、その環境レベルに依存したものになります。
例えば私は塾で働いていますが、ベテラン塾講師の多くはフリーターの形で働いており、正社員ではないです。大学を卒業してもきちんと就職できず、フリーターとして塾講師を続けている先輩から教わることには、私はあまり価値を感じません。
言い方は悪くなりますが、就職も出来ず、いつまでも塾講師バイトを続けている人に社会人としてアドバイスを貰ったり、就活指導をしてもらっても、その人たちのレベル以上にはなれないのです。
バイト先で教わったサービスや技術は、一流の現場では通用しません。安易に、「経験が得られるからバイトをする」と言う人は、この点に注意が必要です。
社会経験を得たいがためにバイトをする大学生は、価値ある経験を得るための行動をしなければなりません。
大学時代に身につけるべき経験とは、「自分で稼ぐこと」です。自分で稼ぐ力さえ身につけてしまえば、就活で悩まされることや、転職に困ること、将来に不安を抱えることもありません。
なぜ大学時代に稼ぐ力を身につけるべきなのか、それは時間があるからです。社会人になってからは時間が無くなり、勉強している暇がありません。対して大学生は、授業をサボっても単位は取れるし、夏休みや冬休みがとてつもなく長いし、とにかく時間が有り余っています。
9割の人はこの時間をゲームやバイト、遊びで使い尽くしますが、1割の人は稼ぐ力を身につけて卒業します。この1割の学生はどの企業でも採用されますし、就職しなくても十分な稼ぎを得られます。よって、大学時代に価値のある経験(=自分で稼ぐ経験)をして下さい。
もちろん、人よにって価値のある経験は違うと思います。それが勉強でも、読書でも、世界一周でも、恋人づくりでも、何でもよいのです。とにかく、バイトと遊びで大学時代を終わらせることは無いようにして下さい。
バイトを辞めた後
思い切ってバイトを辞めた後は、本気でやりたいことに取り組みましょう。ここでダラダラして時間を無駄にしてはいけません。時間は有限です。
そして、必ず結果を追い求めて下さい。目標を立てて結果を出すことで、その行動は再現可能になります。結果を再現できるようになれば、何度もその体験が得られます。
ビジネスであれば安定的に稼げることを意味し、資格勉強ならどの資格でも取得できることを意味します。
とにかく、1つのことに全力投球してみましょう。4年間という貴重な時間で何が出来るのか、よく考えてみて下さい。